保育園におけるキャッシュレス決済導入の現状

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日本全国で進むキャッシュレス化

クレジットカードやSuicaなどの交通系電子マネーでお店で商品を購入する光景は町中で当たり前のように見られるようになりました。さらにスマートフォンの爆発的普及に伴い、いくつものスマホ決済アプリが登場しています。

近年のこのような現象は「キャッシュレス化」として注目を集めています。キャッシュレスとは、銀行口座への振り込みやクレジットカードによる支払いなどのように、現金のやりとりなしで決済がなされることです。(『大辞林 第三版』より)

このキャッシュレス化で、情報技術を活用した支払いの効率化・コスト削減の役割が期待されています。

日本の政策としてもキャッシュレス化が推奨されており、経済産業省が2018年4月に発表した「キャッシュレス・ビジョン」では、決済におけるキャッシュレスの比率を、18.4%(2018年)から40%(2025年)に、将来的には世界最高水準の80%を目指していくことが明らかになりました。

このことからも今後ますますキャッシュレス化が進んでいくことが予想されます。

保育園で始まるキャッシュレス導入の動き

実はこのキャッシュレス化は保育園でも始まっています。

保育園では、保護者との間で保育料を始め様々な費用を徴収しています。

【保育園が保護者から徴収する費用項目】※運営形態によってことなります。

  • 入園料
  • 保育料/延長保育料
  • 一時保育料
  • 冷暖房費
  • 給食費
  • 教材用品費
  • おむつ代/シーツ代
  • プール費
  • PTA会費

多くの保育園では、未だに手渡しでの費用回収が慣習として残っています。

朝、次々と登園する保護者から保育料を手渡しで受け取り、その場で封筒からお金を出して、金額を100円単位で漏れなく確認する、という従来の方法は園の負担のひとつになっていました。

こうした保育料回収は多くの場合、園児の出迎えで忙しい朝の登園時間に重なり、他の保育業務の時間を圧迫していました。さらに保育料の手渡しでは未回収や遅延が発生する恐れもあり、確実な回収のためには多くの業務が必要となります。

そうした費用回収の負担軽減・効率化のため、キャッシュレス化の手段の1つである「口座振替」を利用する園が増えています。口座振替の導入によって、より効率的且つ確実に費用回収が出来るようになるほか、保護者との金銭トラブルや、職員による金銭の紛失リスク防止にも効果があります。

コドモンでは、2018年より本格的に口座振替代行サービスを導入園に対して提供しており、すでに2割以上の園が利用しています。

今後、日本のキャッシュレス化推進政策に合わせて、保育園でもキャッシュレス化が進んでいくことが予想されます。

幼児教育・保育無償化でどうなる保育料?

さらに、2019年10月より開始される幼児教育・保育の無償化によって、毎月の保育料の回収がさらに複雑になることが予想されます。現在の保育料の計算だけでなく、実際の保育料から無償化分を計算し差額分の請求、さらに実費(給食費や遠足費など)や延長保育料を足すといった手間が加わります。

現在コドモンでは、こういった無償化対象外の費用をキャッシュレスで支払えるシステムも開発しています。

ICTシステムでさらに効率化へ

口座振替を行っている園でも、毎月保育料を計算する必要があります。

延長保育やスポット保育、遠足、給食費など毎月変動する保育料を手計算し、保護者へ請求をすることは園の業務であり、負担になっていました。そこで料金計算を自動化し、園児ごとに管理するICTシステムも登場しています。

毎日登園する園児は、朝と帰りにICカードで記録を残します。このデータがシステム上で園児と結びつき、園児ごとに自動で保育料を計算し、保護者へ請求します。

この過程で、園の業務は保育料の確認・確定だけです。そのためキャッシュレスで負担を大幅に減らすことができます。

園にも保護者にもメリットのあるキャッシュレス化

こうした保育園でのキャッシュレス化は、園だけでなく保護者にとってもメリットがあります。共働き世代の増加で忙しい家庭では、細かい小銭や現金を用意して、指定日に持っていくことも負担になり日々の生活で忘れてしまうこともしばしば。キャッシュレス化されれば楽に、かつデータとして残ることで管理も簡単になります。

今後このキャッシュレス化によって、保育園のみならず保護者も便利になることが期待されます。

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(最終更新:2019年3月18日)