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2020.02.07 #メンバー紹介

【コドモンの中の人 Vol.13】~レジェンド編~ コドモンの生みの親は、一攫千金狙いだった!?

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【コドモンの中の人 Vol.13】~レジェンド編~ コドモンの生みの親は、一攫千金狙いだった!?

こんにちは!コドモン人事です。

インタビュー形式で、コドモンの中の人を紹介していく、この企画。シリーズ第13弾は、コドモンの歴史を語る上で絶対に外せないレジェンドメンバーのご紹介!代表の小池と二人三脚でコドモンを生み出し、作り上げてきたリードエンジニアの亀山さんです。

(※恥ずかしいので顔出しNGということで、某企業の会長仕様をオマージュさせてもらいました笑)

ある日突然「これからは保育だ!」で始まった

———どんなキャリアを歩んできたのですか?

キャリアのスタートは、常駐型のSIerに入社しまして、大手ITベンダーに常駐していました。元々プログラミングを趣味でやっていて、本当に好きなことは仕事にしたくなかったので、とりあえずこれちょっとできるから仕事にしたらいいんじゃないかと思って始めたのがキッカケです。

最初はC言語で組み込みといわれる、例えばテレビとかそういう機器に組み込むプログラムですね。最後のほうは DVD プレイヤーの開発などをやってました。

そのうち自分なりに経験を積んでいくと、あれ? なんか常駐先の社員と同じことしてるのに、自分の給料が、著しく低いなと思うようになって、もうちょっと上げたいという思いも出てきたり、常駐なのでどこに行くかわからないという辛さもあって、結構家から遠い、2時間くらいかかる場所にも行ったりしたんですけど、ちょっと疲れてきちゃって30歳くらいにやめることを決意したんです。

当時、昔ガラケーの頃に「iアプリ」というのがあったんですけど、ガラケーで動くJavaアプリが組めて、今のアプリの先駆けみたいなものです。それをやった時にWeb楽しいじゃんと思って、次はWebをやろう!Javaの時代が来るだろう!!ということで、webサービス系のエンジニアになりました。

それが、コドモンの前の会社ですね。ただ、これからJavaが来るだろうと思ってJavaの勉強をしてたけど、Java案件は全然なくて(笑)、たぶん1案件くらいしかなかったです。ほぼPHPでした。

案件としては、広告代理店のキャンペーンサイトなど、小規模な案件をかなり数多くこなしていました。キャンペーンサイトって大体一ヶ月ぐらいでたたんじゃうんですよ。だからいかに早く作れるか。すぐ修正できるか。処理が分かりやすいか。みたいなところが大事だったりして、そこで自分なりの型ができてきましたね。

実はここでの経験がコドモン創業期のベースになるのですが、色々試してこれが今一番やりやすいなっていうものを組み合わせて、コドモンでの開発にも応用しました。フレームワーク等はあまり使用していない、シンプルなものなんですけど、そのほうが開発スピードが速くて一人で作っていくのにはよかったんです。

少し話を戻すと、30歳くらいで転職して、7年、8年くらいやっていて、結構な数を作ってはたたみ、作ってはたたみと繰り返してきて、外注はクライアントありきになるので、どうしても限界があるなと感じるようになったんです。

それで、自社開発もやれる会社がいいなと思って探し始めて、出会ったのがスパインラボです。

———当時、自社プロダクトはあったのですか?

ないですよ〜(笑)。ないない小池さんの頭の中にしかない(笑)

ただ、小池さんに会ったときには自社プロダクトをやると言っていたので、それを信じました。当たれば大きいかな? 一攫千金みたいなことあるんじゃないかな? って思ってましたね。

なので、コドモンが生まれるまでの数年間は、工務店とか不動産とかの管理システムを作ったりしていました。それででしばらくやっていたら、ある日突然小池さんが「これからは保育だ!」みたいなことをいい出したんですよ。

ちょうどお客様から保育施設向けのシステムを作って欲しい、というオーダーをいただいて開発をしていて、そのときにベースとなるASPは作られたんですけど、同時に保育業界に可能性を感じられたみたいでしたね。

その時のベースを使いながら形にしたのがコドモンです。

今では、当時受託で開発して納品したお客様もコドモンを使ってくださるようになりましたし、多くの保育園・幼稚園をはじめとした子ども施設で使ってもらえるようになりましたけど、最初は本当に売れなくて(笑)

———当時、どのような状況だったのですか?

最初はやっぱり大手に相手にされないので、小さな施設にも使ってもらえるように安くして、頑張って売りに行っていました。たまに「値付け間違った。安くしすぎた」なんて話も出ますけど、当時はとにかく必死だったと思います。

開発については、私は外に出てるわけじゃないので、現場で実際に使われる姿を見たり、聞いたりしてないから小池さんから受けるフィードバックをもとにするって感じで…

なんか確信のないままやっているところはありましたね。「現場ほんとにそうなのかな?」「ちょっとわかんないな」と思っても、自分は見てないし、小池さんがそう言うんだったらそうだろうということで信じて作っていました。まあ大外れもあったし、すごく刺さったりこともあったし、いろいろありましたね。

今となってはCSが声を吸い上げてくれますが、当時はそうではなかったです。もう本当に毎日が手探りで、日誌とか連絡帳って結構園によって違って、そういうのも大変でしたね。だから、今の「帳票管理」機能を作り上げて、これだけ使っていただけているのを見ると「やったな」って誇らしい気持ちもありますよ。

あと、大変だったのはとにかく人がいないから、小池さんとか、営業メンバーが外に出ちゃうと、私が電話とんなきゃいけないんですよ。何が何だか全然わかんない状況でした。開発もできないし、正直、回答も「折り返します」しか言えなくて(笑)、お客様にもご迷惑をおかけしました。

ご飯も食べれないし、トイレもいけないっていう感じでした。あの時が一番辛かったですね。背景がなにもわからないのに、クレームの電話受けちゃったりして、とりあえず、ただただ怒られてました。

だから、めちゃくちゃ富田さん(※)に感謝してるんです。全部丸投げしてもしっかり受けて対応してくれて、納めてくれました。

※何でもこなすスーパーレジェンド。近日インタビュー公開予定。

だんだん出来上がってきたコドモン

———今のこのコドモンの成長は想像できましたか?

全くできないですよ! さっきも言いましたけど、一番最初に作ったコドモンは全く売れませんでしたからね。むしろ、ここにそんな時間使って大丈夫なのか?って懐疑的になることすらありました。

日本は少子化だから、保育園だって増え続けるわけないし、頭打ちになるのはわかってたじゃないですか。だから、小池さんに「他の事業やらないんですか?」って聞いたこともありましたね。でも、そこでの答えは、「コドモンを続ける」「このサービスを改善していく」という感じでした。

そこからは、もうあっという間でした。

会社の成長を意識している暇もないくらい、次から次へと開発して、足下見ながら全力で走っていたら、こんな感じになってましたね。だから、正直全く実感がないんです。

面接とかで、「一人で作ったんですか、すごい!」って言ってもらえることもあるんですけど、別に一人で作った訳でも、いきなりできた訳でもないですし、だんだん出来上がって今のコドモンになったなという感じです。

むしろ、今思うと変なものもあるので、すごい残してきちゃったなって感じのほうが強いです。もっとよくできるなという反省というか…

———今は、どんなことをしているのですか?

今は、保護者アプリの開発とか、細かな修正とか、いろいろですね。

組織も大きくなったので、全部自分でやっていた時から比べればもちろん減ってきていますが、それでも結構幅広く関わってますね。ただ、昔みたいに「明日リリース! 」みたいな無茶苦茶なスケジュールではなくて、ちゃんとしてきたなという実感があります。

昔は、予告なく修正リリースを行って、無茶苦茶お叱りを受けたこともありましたからね。そういうのがない分、余裕ができたのを良いほうに回して行きたいですね。

一週間だらだらやるんじゃなくて、一回作って4日でクオリティあげるってなったのがいいですね。そういうふうにできるようになったっていうのがすごく大きいかなと思います。

一方で、ちょっと動きづらくはなりましたけど、パッと思ったことをパッと形にはできなくなりましたからね。それでも、そのトレードオフでクオリティは大幅に上がったと思います。「えいや!」みたいなのはなくなりましたね。

今の開発はそれを許さず、ちゃんと案件管理があって、目標設定して、それをどんどん潰していくような感じです。あとは、チームメンバーと一緒にやることもでてきているので、自分の経験を伝えていくのも役割になっているかなと思っています。教えるのがうまいか下手かは別として、伝えたことができるようになれば自分も楽になるし(笑)

———お仕事する上で、どんなことを大事にしてますか?

一人になった時、不満を感じることって多いと思うんです。

自分の経験がすごい影響してそうなことを言ってますけど、一人になると自分だけ大変だと思ったり、周りが見えなくなったりすることもあると思うんです。だからそうならないように、声をかけることはすごく意識しています。

働くって「側(そば)にいる人を楽(らく)にするから側楽(はたらく)」なんだって知ってました?

だから仲間をちゃんと見て、お互いに助け合っていくのは大事かなって思ってますし、みなさんにも私のことを楽にしてくれることを期待しています(笑)

ちゃんと声かけて話を聞いて、不満や不安をすくい上げて、まあ不満ゼロっていうのはムリだとも思うんですけどね。不満があったとしても最小限にして、それを超える達成感とか、学びがあったらいいんじゃないかなと思います。日報みてケアしたり、困ってそうだったら声かけたり、リアクションするだけでも全く孤独ではなくなるじゃないですか。

そういうところは大事にしていますよ。

今だからこそ原点に戻り、マニュアルいらずへ

———ここからコドモンをこうしていきたいという思いはありますか?

やっぱり原点でいうと「マニュアルいらず」なんですよ。

とにかく、使う人にとって優しいサービスでありたいなと思います。今でこそ、コドモンは多機能になってきて、マニュアルがないと使えなくなってしまいました。実際に新しく入ってきた社員たちも、すぐに全てを把握できないくらいの規模になっていますからね。

ただ、当初はマニュアルいらず、申し込んですぐ使えるっていうのをうたっていたんですよ。

元々小池さんにはそういう思いがあったし、私もそこに共感していました。まあマニュアル作る時間なかったっていうのもあるんですけど(笑)。

やっぱり今こそ、その原点に立ち帰りたいです。

わかんないけど多分こうじゃないかな。あっ、あってたよっ! てなるように、何かアクションを起こして触ってみたら、やりたいことができている状態にしたいですよね。

これまでは、そこら辺を忙しくてすっ飛ばしてきたんで、これからはそこらへんもこだわって親切なプロダクトにしたいと思ってます。それができるようになったのも、デザイン面であればUI / UXデザイナーがいて、インフラはインフラエンジニアが担ってくれて、っていうある程度人数が増えてきたからこそ、そういうところに割けるようになってきましたから。

もうほんと、間違いのない、かつ分かりやすいプロダクトにしていきたいです。

———そのためにどんな仲間に集まって欲しいですか?

「臨機応変に対応できる、柔軟さのある人」がいいですね。

こうじゃなきゃいやだ、できない、みたいな人、技術自慢な人がたまに開発にいるんですけど、そういう人には難しいかなって思います。コドモンの開発は、徐々に大人な組織になってきていますけど、やっぱり最初の頃のようなスピード感であったり、勢いはずっと必要だと思ってます。

ただ、仕事って短距離走じゃないんで、長く続けるためにもマラソンみたいに適度に肩の力を抜いて、集中するときは適度に力を入れてやらなきゃいけないと思うんです。

だから、ユーモアが大事。かな?

自慢しあうより、こういうことやらかしてねって失敗談なんかを話しながら、お互いに共感ができたほうが面白いかなと思います。「あっわかりますよ」って自分も同じような話したりして、やっぱりそこで学ぶこともあるじゃないですか。

成功体験も大事だけど、失敗体験を面白おかしく話せることも大事だと思います。

———ありがとうございました!もっとお話うかがっていたかったです。これからもいろんな失敗と成功をみんなで積み重ねていきましょう!!

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